
番組開始から7~8年が経過し、運営陣は「コテンなじょ」のブランディングとフォーマットを根本から見直す決断をした。最大の課題は、番組名に「ラジオ」と付けたことで、本来技術名に過ぎないポッドキャストとラジオが混同されている点だ。彼らは、ラジオが公共の電波と放送枠、視聴率に縛られるメディアであるのに対し、ポッドキャストは広告モデルやプラットフォーマーの力学から自由な、独立した音声コンテンツの文化であると強く認識している。特に日本では、ラジオ出身者がポッドキャストに流入し、その延長線上でコンテンツが作られている現状に問題意識を持っている。 そこで、テレビ的なタイトルコールや「アホみたいな」サムネイル、メディアっぽいBGMなどを段階的に廃止し、ポッドキャスト本来のスタイルへ回帰する方針だ。広告やスポンサーを入れず、リスナーとの対話を重視しながら、自分たちの感性でコンテンツを作り続けることを目指す。これは、変化する外部環境や自身のフェーズに合わせたポジティブな進化であり、リスナーにも意見を求めながら、新しい「コテンなじょ」を模索していくという意気込みが語られている。