
この放送で、カンバラケンタロー氏は自身の父親との関係について語っています。父親は学生時代に映画製作に関わり、バブル期には不動産業と映画製作会社を経営していました。幼少期から父に洋画(スター・ウォーズ、チャップリン、ヒッチコックなど)を教えられたことが、話し手の映画好きの原点となりました。しかし、父の映画製作に関する具体的な話はほとんど聞かずに過ごしました。2013年10月29日、父親が死去。葬儀の準備中、深夜に父が製作した映画『出張』(沖島勲監督、1989年公開)を初めて視聴。ブラックコメディで面白く、オープニングに「制作」として父の名前が表示された瞬間、これまでにない感動を覚えました。翌日の葬儀には父の映画関係者が多数参列し、初めて父の映画人としての一面を知り、もっと話を聞いておけばよかったと後悔しました。後に映画館で『出張』を再鑑賞した際も、父の名前が映るたびに誇らしさと特別な感情が湧きました。話し手は父の影響で映画を好きになったものの、自らの意志で映画製作を志し、2012年に独立。父から「映画をやれ」と言われたことはなく、ある意味反発するように自分の道を選んだと振り返っています。この話は連続的ではなく、飛び飛びで続けていく予定です。