
このポッドキャストでは、パーソナリティの田中氏が、フジ・メディア・ホールディングスを巡る一連の出来事について解説しています。同社はタレントのコンプライアンス問題とその対応のまずさから、スポンサーの7割がCM出稿を停止し、テレビ事業は毎月100億円弱の赤字が続いています。しかし、田中氏は、同社の真の企業価値は、本業のメディア事業だけでなく、巨額の現金や政策保有株(約4000億円)、3Kビルや本社ビルなどの不動産(約6000億円)を合わせると、時価総額を大きく上回ると分析します。この価値ギャップに着目したのが、アクティビストファンドのダルトン・インベストメンツです。同社は、経営改革と資産活用を求め、田中氏を含む12人の取締役候補を株主提案として推薦し、6月25日の株主総会で会社側と委任状争奪戦を繰り広げています。田中氏は、自身がフジテレビの近くで育ち、そのメディア力に憧れた個人的な思いと、資本市場での経験を活かして会社の成長に貢献したいという理由で、この提案に名を連ねたと述べています。一方で、議決権行使助言会社ISSが会社側を支持したため、ダルトン側の提案が通る可能性は低くなりましたが、田中氏は、株主が単なる友好関係ではなく、長期的な企業価値向上のために正しい判断を下すことを期待して、この放送を予定通り公開したと締めくくっています。